夏になると「部屋が暑苦しく感じる」という相談が増えます。エアコンの設定温度を下げる前に、インテリアでできることがあります。視覚的な涼しさと、素材による体感温度の違い。この2つのアプローチを組み合わせると、同じ室温でも感じ方がかなり変わります。

夏の部屋を涼しく見せる素材と色の選び方

視覚的に涼しく見せる色の選び方

青・緑・グレーなどの寒色系は、視覚的に涼しさを感じさせます。夏の模様替えでは、クッションカバーやカーテンをリネン素材の白やグレーに変えるだけでも効果があります。逆に、赤・オレンジ・黄色などの暖色系は体感温度を1〜3度高く感じさせると言われています。夏の間だけ暖色系のラグを片付けるだけで、部屋の印象がかなり変わります。

珪藻土の壁が夏に効く理由

珪藻土は湿気を吸収する性質があるため、梅雨から夏にかけての蒸し暑さを和らげる効果があります。ビニールクロスの壁は湿気を通さないため、室内の湿度が上がりやすいです。珪藻土の壁に変えたお客様から「エアコンをつける時間が短くなった」という声を複数いただいています。電気代の節約にもつながります。

リネンとコットンのファブリックに切り替える

夏の模様替えで一番手軽なのは、ファブリック(カーテン・クッション・ラグ)の素材を変えることです。ポリエステル素材は見た目にも触感にも暑苦しく感じやすいです。リネンやコットンに変えると、光の透過が柔らかくなり、部屋全体が軽く見えます。カーテンをリネンに変えるだけで、部屋の印象が夏らしく整います。

照明の色温度を夏仕様に変える

夏は照明の色温度を少し下げる(電球色寄りにする)と、部屋が柔らかく見えます。蛍光灯のような青白い光は、夏には特に冷たく硬い印象を与えます。調光・調色対応のLED照明であれば、季節に合わせて色温度を変えることができます。夕方以降は2700K前後の電球色に切り替えるだけで、夏の夜の部屋がぐっと落ち着きます。

夏のインテリア相談は6月から8月にかけて特に多くなります。「今年の夏は部屋を変えたい」という方は、早めにご相談ください。7月5日の住まい相談会でも、夏のインテリアをテーマに実物サンプルをご覧いただけます。